令和 1年 9月
会議--------------------------------------- 令和元年白山市議会9月
会議会議録第1
号--------------------------------------- 令和元年9月3日(火曜日
)---------------------------------------出席議員(20人) 1番 池元 勝君 2番 中野 進君 3番
大屋潤一君 4番
田代敬子君 5番 山口俊哉君 7番 吉本史宏君 8番
永井徹史君 9番 南 清人君 10番 石地宜一君 11番 小川義昭君 12番 安田竹司君 13番 北嶋章光君 14番 村本一則君 15番 宮岸美苗君 16番 岡本克行君 17番 寺越和洋君 18番 吉田郁夫君 19番 清水芳文君 20番 藤田政樹君 21番 西川寿夫君
---------------------------------------欠員 6番
---------------------------------------説明のため議場に出席した者の
職氏名市長山田憲昭君 副
市長井田正一君副
市長澤山雅則君
総務部長竹内正隆君
企画振興部長高田 隆君
健康福祉部長兼
福祉事務所長村井志朗君
市民生活部長池田紀子君
産業部長東元清隆君
観光文化スポーツ部長山下浩雅君
建設部長松田正之君
上下水道部長多島雅彦君
会計管理者兼
会計課長真砂光子君
総務部次長兼
財政課長大岩慎一君
美川支所長濱屋雄茂君
鶴来支所長広野晴城君
選挙管理委員会事務局長本 真奈美君
代表監査委員北田幸光君
監査委員事務局長中 英俊君
教育長松井 毅君
教育部長毛利文昭君
教育委員会事務局参事兼
教育総務課長吉森昭一君
---------------------------------------職務のため議場に出席した
事務局職員の職氏名
事務局長 北村 潔君
議事調査課長 谷口由紀枝君
議事調査係長 荒地美幸君 主事 西川隆朗君
手話通訳士 堀口佳子君
手話通訳士 長谷川智美君
--------------------------------------- 議事日程(第1号)
令和元年9月3日(火曜日) 午前10時 開議 日程第1 諸般の報告 日程第2
会議録署名議員の指名 日程第3 議案第58号ないし議案第85号並びに報告第15号及び報告第16号 (説明) 日程第4
行政視察報告--------------------------------------- 本日の会議に付した事件
議事日程(第1号)のとおり
--------------------------------------- 午前10時0分開議
◎
議会事務局長(北村潔君) 御起立願います。礼。着席願います。
○議長(石地宜一君) これより
令和元年白山市議会9月会議を開きます。 今9月会議の審議期間は、本日から9月30日までの28日間といたします。 直ちに、本日の会議を開きます。
---------------------------------------
△日程第1 諸般の報告
○議長(石地宜一君) 日程第1諸般の報告を行います。
令和元年7月2日、8月5日及び8月28日の各日付にて、
監査委員から
例月現金出納検査報告書の提出がありました。 8月20日、第139回石川県
市議会議長会定期総会が小松市において開催され、全議案を採択し、関係先に陳情することに決定いたしました。
地方自治法第121条第1項の規定に基づき、8月28日付にて、市長、
教育委員会教育長及び
代表監査委員に対し出席を要求しておきました。 8月28日付にて、市長から説明員の委任及び嘱託について通知がありました。 9月3日付にて、市長から議案の提出がありました。 以上をもって、諸般の報告を終わります。
---------------------------------------
△日程第2
会議録署名議員の指名
○議長(石地宜一君) 日程第2
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定により、
大屋潤一君、
田代敬子君を指名いたします。
---------------------------------------
△日程第3 議案第58号ないし議案第85号並びに報告第15号及び報告第16号(説明)
○議長(石地宜一君) 日程第3議案第58号ないし議案第85号並びに報告第15号及び報告第16号を一括して議題といたします。
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△
提案理由の説明
○議長(石地宜一君) 市長から
提案理由の説明を求めます。 市長、
山田憲昭君。 〔市長(
山田憲昭君)登壇〕
◎市長(
山田憲昭君) おはようございます。 本日、ここに
令和元年市議会9月会議が開会されるに当たり、最近の市政の状況と提案いたしました諸議案につきまして、その大要を御説明申し上げます。 初めに、第101回
全国高等学校野球選手権大会におきまして、
星稜高等学校が24年ぶり二度目の決勝に進出をし、見事準優勝に輝きました。甲子園の大舞台で、
奥川恭伸投手と山瀬慎之助捕手のバッテリーを中心に、
チーム一丸となって強豪校に果敢に挑み、持ち前の力を存分に発揮されました。本市在住の
東海林航介選手、岡田大響選手、
荻原吟哉選手も投打に活躍され、大変うれしく思っております。 優勝をかけた決勝戦は、白山市におきましても、
松任学習センタープララでパブリックビューイングを行い、約300人のファンの皆様とともに応援をいたしました。あと一歩との悔しい思いはありますが、市民の皆様を初め多くの方々に大きな夢と感動を与えてくれました。ここに、日々の努力を重ねてこられた選手、監督を初め、関係する皆様方に改めて敬意を表しますとともに、健闘を心よりたたえるものであります。また、この経験を糧に、次のステージでの活躍を御期待申し上げます。 さて、7月末の梅雨明けから連日厳しい暑さが続き、志賀町では先月の15日、
石川県内で
観測史上最高の40.1度を記録いたしました。熱中症による救急搬送も各地で相次ぎ、
白山市内におきましては、7月と8月合わせて51名の方が緊急搬送されましたが、幸い命にかかわるような事案はありませんでした。 ようやく猛暑は一段落いたしましたが、まだまだ暑い日が続くと思われますので、市民の皆様には、暑さを避ける工夫や小まめな水分補給など、
熱中症予防に十分努めていただきますようお願いを申し上げる次第であります。 次に、6月21日に閣議決定されました
経済財政運営と改革の
基本方針、いわゆる骨太の方針では、
デジタル化を原動力とした新しい
社会Society5.0の実現や、
幼児教育・保育の無償化等を柱とした
人づくり革命の推進などを盛り込むとともに、引き続き、
経済再生と
財政健全化に取り組むことを示しております。 あわせて、まち・ひと・し
ごと創生基本方針2019も閣議決定がなされ、引き続き、人口減少と
少子高齢化に重点を置いた
地方創生の充実・強化に取り組むことといたしております。 本市におきましても、これら国の
地方創生の考え方に呼応しつつ、「健康」「笑顔」「元気」を
基本理念とする第2次白山市
総合計画のもと、
子育て支援や
教育環境の充実を初め、健康・
福祉施策の推進、産業・観光や文化・
スポーツの振興、安全・安心対策及び移住・定住促進などの各施策を引き続き着実に進めてまいるものであります。 そうした中、本年の6月に東洋経済新報社が発表した全国住みよさランキング2019におきまして、白山市が初めて全国第1位という輝かしい、うれしい知らせがありました。このことは、行政のみならず、本市に関係する全ての皆様のふだんの頑張りが、オール白山として評価をいただいたものと思っております。 今後とも市民の皆さんとともに、安全・安心で住んでよかったと思える白山市づくりに誠心誠意取り組んでまいる所存であります。 それでは、最近の市政の状況について御説明を申し上げます。 初めに、
経済情勢等についてであります。 先月、内閣府が発表いたしました4月から6月期の国内総
生産GDPの速報では、
実質成長率が前期比0.4%増、年率換算で1.8%増と3期連続の
プラス成長でありました。内需を中心とした緩やかな回復を示す結果となっておりますが、国は引き続き、米中の通商問題を初め
世界経済の動向に一層の注意を払うとともに、
経済運営に万全を期すといたしております。 北陸の景気につきましては、
日銀金沢支店の発表では、
総合判断を「緩やかに拡大している」との表現を維持するものの、引き続き
海外経済の不確実性が国内の投資や消費に悪影響を及ぼさないか注視する必要があるといたしております。 そうした状況のもと、残り1区画となっておりました
山島工業団地におきまして、今般、企業の進出が決まりました。現在、本市の長屋町におきまして
建設機械の
油圧バルブや
機械加工部品の製造・開発を行っております株式会社三光製作所が
事業拡大及び
生産性向上を図るため、
本社工場移転を表明いたしたものであり、今会議におきまして、分譲地の
土地売買契約締結に係る
財産処分の議決をお願いするものであります。 これをもって、市が所有する
工業団地の分譲地が完売となることから、
旭工業団地北側に拡張を予定いたしております新たな
工業団地につきましては、早期に分譲できるよう、着実な事業の進捗を図ってまいりたいと考えております。 次に、本市の
財政状況についてでありますが、平成30年度の
一般会計決算につきましては、好調な企業業績を背景に、税収が過去最高を記録いたしました昨年度に引き続き190億円台となったことに加え、
事務事業の効率的な執行に努めた結果、
実質収支で約11億円余を本年度に繰り越すことができました。 また、
財政健全化判断比率につきましては、
実質公債費比率が11.0%、将来負担比率が124.0%と、いずれも
健全化基準値を大きく下回る結果となりましたが、引き続き経費の節減に取り組むとともに、有利な財源の活用などを図り、健全な
財政運営の確保に努めてまいります。 次に、
市民協働で創る
まちづくりについてであります。 昨年度は、
まちづくり塾・講習会や講演会を開催し、
まちづくり活動への理解と関心を深めてまいりました。今年度に入り、先進地における
地域コミュニティ組織の活動等について、
公民館職員や
町会連合会役員の皆様との勉強会を実施するとともに、去る7月7日には、地区の代表者の皆様と地域の抱える課題や現状についての
意見交換会を行い、翌日には、
学識経験者、
町会連合会、
公民館連合会及び各種団体の代表で構成する
市民協働で創る
まちづくり指針策定委員会を立ち上げたところであります。 また、今年度は、新しい
地域コミュニティ組織の設立に向け、
モデル地区の選定を行うことといたしており、こうした
策定委員会での協議を初め、地区内の現状把握や課題の整理、
意見交換等を通して機運の醸成を図り、市民と一体となった協働の
まちづくりを進めてまいりたいと考えております。 次に、
健康づくりの推進についてであります。 去る6月29日、
松任文化会館ピーノにおいて開催をいたしました
健康都市宣言記念式典・講演会には、会場がいっぱいとなる1,200人の皆様に御来場をいただきました。
記念式典において
健康都市宣言文の朗読を行い、引き続き行われました元
読売巨人軍の桑田真澄さんの講演は、楽しく和やかな雰囲気の中で行われ、自身の経験を交えながら、自分らしく挑戦することの大切さを熱くお話しをいただき、大変有意義な機会となったところであります。 こうした事業の一環として、今月14日には、昨年度作成をいたしました
ウオーキングマップを活用し、水の流れを感じられる
山島用水コースを体験する
ウオーキング講座を開催いたします。市民の皆様には、まず歩くことを習慣化していただく
きっかけづくりとして、一人でも多くの皆様に参加いただければと思っております。 また、来月の2日には、
健康センター松任において、初めての試みとして、集団健診に女性限定の
レディースデーを設け、特定健診とがん検診を実施いたします。加えて、より利用しやすいよう託児室も準備をいたしますので、ぜひこの機会に受診をいただければと考えております。 次に、
公共交通網の強化についてであります。 本市の
公共交通の現状や課題を把握し、
地域特性やニーズに合った持続可能な
公共交通網の構築を図るため、昨年度より白山市
地域公共交通網形成計画の策定を進めてまいりました。先月の27日、白山市
地域公共交通協議会におきまして最終の御審議をいただき、計画を策定いたしたところであります。 この計画におきましては、
JR北陸本線と
北陸鉄道石川線を本市の
基幹交通と位置づけ、
鉄道利用環境の向上を図り、また、路線バスと
コミュニティバスの継続的な運行並びに利便性の向上に取り組むことといたしております。
コミュニティバスにつきましては、まずは御利用いただくことが重要であると考え、毎年4月1日から2週間実施しております
無料乗車期間を、今年度は10月7日から18日までの期間につきましても実施をすることといたしました。この機会に多くの皆様に御利用いただきたいと思っております。 さらに、この計画におきましては、
地域住民の移動手段の確保に必要な施設として、
JR北陸本線の松任駅と加賀笠間駅間に新駅の(仮称)西松任駅を設置することにより、新たな
鉄道利用者を確保し、持続的な
鉄道事業の運営を図ることといたしております。この
計画策定を受け、今後、(仮称)西松任駅の設置について
関係機関との協議が本格化してまいりますので、詳細が決まり次第、お示ししてまいりたいと考えております。 なお、
白山総合車両所等を活用した観光・
産業振興につきましても、自由民主党の
プロジェクトチームのもと、
国会議員・国・県・JR西日本が参集する会議に私も出席し、議論を深めているところであります。
議員各位には、引き続き御理解と御協力をお願いするものであります。 次に、かねてより御要望のありましたおくやみ手続の
専用窓口の開設についてであります。 来月1日より、御家族がお亡くなりになられた場合に御遺族の方が市役所で行う
各種手続について、1つの窓口で行うことができるおくやみ
手続コーナーを開設いたします。このコーナーは、市役所2階の
保険年金課内に
専用窓口を設置いたすもので、
原則予約制となっております。御遺族の方には、事前に電話により来庁される日時を御予約いただき、安心して手続を行っていただきたいと思っております。今後とも市民の皆様に寄り添った対応に努め、一層の
窓口サービスの向上に努めてまいります。 次に、
家庭ごみ減量化の推進についてであります。 家庭から出される燃やす
一般ごみの中には、新聞や雑誌、段ボール以外のリサイクル可能なチラシや菓子箱、包装紙などの雑がみが多く混在をしています。これらを正しく分別することは、限られた資源をリサイクルでき、燃やすごみの減量にもなり、ひいては、
ごみ処理に係る経費の削減にもつながります。この雑がみは、
地域ごとに決められた
資源ごみの日に出していただくことになっております。今回、この雑がみの分別を徹底していただくため、来月上旬に、紙類の分別の仕方を記載した雑がみ保管袋を全戸配布することといたしました。ぜひ御活用をいただきたいと思っております。 加えて、
減量意識の高揚を図るため、
地域ぐるみでごみの減量に役立つ取り組みを行う6町内会に対し、今年度新たに助成を行うことといたしたところであります。 いずれにいたしましても、市民の皆様のさらなる御理解と御協力をいただき、ごみの減量化を進めていくことが、SDGsの達成につながるものであります。また、このことが、
ごみ焼却施設を含めた
ごみ処理費用の軽減となり、これまでどおり
家庭ごみ収集の無料化を継続できるものと考えております。 次に、共生の
まちづくりの推進についてであります。 市では、障害の有無にかかわらず、
地域社会の中で安心して自立した生活が営めるよう、
地域課題の解決に向け取り組むとともに、
障害者相談支援センターを中心に、就労や
長期入院者の
地域生活への移行に関する
相談支援体制の充実・強化に努めているところであります。 こうした中、今月の22日に、
市社会福祉協議会や
市内福祉関係者の皆様とともに開催をする
福祉健康まつりにおきまして、今年度は、
障害者スポーツを通して障害への理解を深めていただくことを目的に、
車椅子バスケットボール元
パラリンピック代表選手の宮島徹也さんと、23歳以下
強化育成選手の北風大雅さんを招聘し、
トークセッションと
車椅子バスケットボールの体験会を行うことといたしました。 また、
金城大学と連携し、10月20日の大学祭にあわせ、今回初めて、声に頼らず、音のない世界でコミュニケーションを体験するイベントを開催することといたしております。 引き続き、さまざまな機会を通して、誰もが安心して暮らせる「共生のまち 白山市」を目指してまいります。 次に、子育て・
教育環境の充実についてであります。 保育所における児童の受入対策は待ったなしの課題であり、これまでも増改築や休止施設の活用により定員増加への対応を図るなど、保育の必要量を確保しているところであります。 現在、
千代野保育所の大
規模改修・増築工事の実施設計を鋭意進めており、
双葉保育所につきましては、今月末には
改修工事を終え、10月から全館が利用できるようになります。また、
わかば保育園につきましては、来年4月の開園を目指し、本年7月から工事に着手をいたしております。あわせて、昨年1階部分を整備いたしました
双葉保育所分園につきましては、さらに定員をふやすため、2階部分の改修を早期に着手することとし、所要の経費について今会議に
補正予算を計上いたしております。
放課後児童クラブについてでありますが、
東明小学校区の
マーブル東明及び
広陽小学校区の第3あおぞらクラブにつきましては、来年4月の
供用開始に向け、来月工事に着手することといたしております。 また、小・中学校の大規模改造についてでありますが、
旭丘小学校につきましては、3カ年での工事に着手をいたしており、
石川小学校は、今月末に体育館の工事が完了をいたします。現在は、
エレベーター設置工事の発注に向けた作業を鋭意進めているところであります。 なお、
笠間中学校及び
北辰中学校につきましては、今月下旬より
体育館等の
改修工事に着手をし、今年度内に完了することといたしております。 次に、
土地区画整理事業についてであります。 かねてより計画されておりました松任駅北相木第二地区につきましては、県の
事業認可を受け、本年7月に組合が設立され、事業がスタートをいたしました。相木第二地区は
交通利便性が非常に高い地区でもあり、
周辺地域と一体となった新たな市街地の形成に期待をいたすものであります。 なお、
区画整理事業の進捗に合わせ整備を進めることとしております新野球場につきましては、計画の策定から5年が経過しておりますので、
事業実施に向け必要な再調査を行うため、所要の経費について今会議に
補正予算を計上いたしております。 また、
松任北安田南部地区におきましては、この秋に商業施設の開業及び第二期の
宅地分譲が予定されており、横江町におきましても、新たな店舗の出店が進められているところであります。 今後とも良好な
居住環境の創出に努め、魅力ある
まちづくりを推進してまいります。 次に、
専門職大学の設立についてであります。 昨年5月に
学校教育法の改正により、実践的な
職業教育を行う新たな
高等教育機関として
専門職大学が制度化をされました。この法律改正を受け、
学校法人国際ビジネス学院におきましては、
専門職大学の設立を目指し、これまで
文部科学省との協議を重ねてきたところであります。今般、
フードサービス業界に特化した経営を学ぶ(仮称)かな
ざわ食マネジメント専門職大学白山キャンパスとして、令和3年4月の開校を目指し、この10月に
文部科学省へ認可申請を行うことといたしております。
専門職大学の設立は、地域や企業との連携による
にぎわいづくりや若者の定着促進、雇用の創出など、地域の活性化にも大いに期待されることから、市といたしましても、適切な支援をしてまいりたいと考えているところであります。 次に、
白峰地区の
重要伝統的建造物群保存地区の
環境整備事業についてでありますが、本市の重要な観光資源として、平成27年度から
都市再生整備計画事業により、
ポケットパークや無
電柱化等の
環境整備を進めてきております。先月末に、旧山岸家前の
ポケットパークにおいて、無
電柱化等に伴う電気室を併設した
公衆トイレ棟が完成をし、10月下旬の
供用開始に向け、現在その外構工事を進めております。 また、
市道白峰中央通線の無電柱化につきましても、
電気供給設備及び
電気通信設備の
地中化等の準備を鋭意進めているところであり、今後とも伝統的な町並みの活用と地域との協働により、
白峰地域のさらなる
にぎわい創出に努めてまいりたいと考えております。 次に、
白山白川郷100キロメートル
ウルトラマラソンについてであります。 今週日曜日に開催をいたします第7回
白山白川郷ウルトラマラソンにつきましては、1,184人の
ランナーの皆様にエントリーをいただきました。ことしも世界遺産・ジオパークシリーズとして、雄大な自然を背景に、白川郷から白山、日本海までを駆け抜ける標高差1,450メートルのダイナミックなコースを完走していただきたいと思っております。さらに、今大会からは、川北町にも新たに主催者として参加をいただいたところであります。 当日は、暑さに加え、昨年のような降雨による寒さ対策にも配慮し、ボランティア、スタッフ約1,000人が万全の態勢で運営に当たることといたしており、応援してくださる市民の皆様とともに、心のこもったおもてなしで
ランナーの皆様をお迎えしたいと思っております。 それでは、提案いたしました諸議案につきまして御説明を申し上げます。 提出案件は、決算認定12件、
補正予算案4件、条例案9件、
事件処分案3件、
報告案件2件の計30件であります。 初めに、議案第58号から第69号までの平成30年度の
一般会計を初めとする12会計の決算についてであります。 まず、
一般会計につきましては、先ほど申し上げましたとおり、
実質収支で約11億円余を繰り越すことができたところであり、また、
国民健康保険などの
特別会計及び
水道事業会計などの
企業会計につきましては、それぞれの事業の目的に沿い適切な執行に努めた結果、おおむね堅実な決算を結ぶことができました。 これもひとえに
議員各位を初め、市民の皆様の御理解、御協力のたまものと深く感謝を申し上げる次第であり、今後とも
市民生活の安全・安心を最優先に、多様な行政需要に的確に対応する一方、効率的な
行財政経営により、持続可能な
行財政基盤の確立に努めてまいる所存であります。 次に、議案第70号から第73号までの令和元
年度補正予算案についてであります。 まず、
一般会計につきましては、
補正予算額10億800万円余となるものであります。 その主なものといたしましては、総務費では、平成30年度
決算剰余金の2分の1相当額として5億9,300万円余を
財政調整基金へ積み立てるほか、
高齢者運転免許証自主返納に係る支援費などを計上するものであります。 また、民生費につきましては、
鶴来老人福祉センター蓬莱荘の全面改築に伴う解体費及び
双葉保育所分園の改修費などを計上するものであり、また、衛生費では、乳幼児期における健診のデータ等を一元的に管理、確認するためのシステム改修費を計上いたしております。 さらに、農林水産業費につきましては、県営土地改良事業負担金などの追加補正を行うものであり、また、土木費では、都市計画道路宮永北安田線整備に伴う測量・設計業務に係る経費などを計上するものであります。 また、教育費につきましては、幼稚園で実施される預かり保育の利用料無償化に伴う施設給付費及び鶴来総合文化会館クレインの空調設備の更新など、所要の経費を計上するものであります。
国民健康保険特別会計につきましては、結核と精神病の医療費に係る特別調整交付金の申請に当たり、必要となるレセプト抽出等の委託費を計上するものであり、介護保険
特別会計につきましては、介護給付費準備基金への積立金などを計上いたしております。 また、下
水道事業会計につきましては、松任中央浄化センター水処理施設の増設工事費が増加したことにより、新たに債務負担行為を設定するものであります。 次に、議案第74号から第84号までの条例案について、その主なものを御説明申し上げます。 白山市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例につきましては、地方公務員法に規定する会計年度任用職員の給与等に関し必要な事項を定めるものであり、地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例につきましては、会計年度任用職員制度の導入に伴い、関係条例の規定を改正するものであります。 また、白山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、当該基準を定める省令の一部改正に伴い、関係規定を改正するものであり、また、白山市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担に関する条例の一部を改正する条例につきましては、子ども・
子育て支援法の一部改正に伴い、関係規定を改正するものであります。 また、白山市水道事業給水条例の一部を改正する条例につきましては、水道法の一部改正に伴い、指定給水装置の工事事業者の指定について、関係規定を改正するものであります。 次に、議案第83号から第85号までの
事件処分案について御説明を申し上げます。 白山市白山ろく地域情報通信基盤設備更新工事の請負契約につきましては、去る8月2日に執行いたしました入札の結果、議会の議決を求めるものであり、また、財産の処分につきましては、
山島工業団地の分譲地の処分について、条例の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 また、平成30年度白山市
水道事業会計未処分利益剰余金の処分につきましては、未処分利益剰余金を処分し資本金へ組み入れること及び建設改良積立金に積み立てることについて、議会の議決を求めるものであります。 次に、報告第15号及び第16号の
報告案件について御説明を申し上げます。 平成30年度決算に基づく健全化判断比率及び公営企業決算に基づく資金不足比率につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の定めにより、また、一般財団法人白山市地域振興公社の経営状況につきましては、
地方自治法の定めにより、それぞれ議会への報告をするものであります。 以上をもちまして、9月会議に提出をいたしました議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願いをいたします。
○議長(石地宜一君)
提案理由の説明は終わりました。
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△日程第4 行政視察報告
○議長(石地宜一君) 日程第4行政視察報告を行います。 総務企画常任委員会委員長、
永井徹史君。 〔総務企画常任委員会委員長(
永井徹史君)登壇〕
◆総務企画常任委員会委員長(
永井徹史君) 総務企画常任委員会の行政視察報告を申し上げます。 当委員会は、去る7月29日から31日までの3日間、滋賀県草津市、京都府綾部市、福知山市及び京丹後市を視察研修してまいりました。 まず初めに、滋賀県草津市の外国人による機能別消防団員について報告いたします。 草津市には、市内に立命館大学が立地しており、留学生や講師等、約2,400人の外国人が在住しております。 在住する外国人を取り巻く課題として、言葉や生活習慣等の違いから、災害時においてはコミュニケーションでの不都合が発生し、避難所生活において困難が生じる可能性があります。また、さまざまな国の出身者が在住しているため、災害発生の度合いによっては意識にもばらつきがあるほか、平時から外国人に対する防災啓発がなされていないことを掲げておいでました。 こうしたことから、草津市では、災害時要援護者には外国人も含まれるという考えを持ち、助けを求める側から助ける側へシフトさせることを目的に、外国人による機能別消防団を結成するに至りました。母国語と日本語が堪能で、日本の生活習慣・文化にも理解が深い外国人を消防団員に任命し、組織化することで、緊急招集等に即応する責任感を醸成し、一過性ではない組織の継続性を保ち、公的な保障のもとでの団員としての活動が可能となりました。 ただし、消防団員は非常勤の特別地方公務員であり、日本国籍を有する必要があることから、活動内容として外国人による機能別消防団員は消火活動はせず、災害時には通訳や避難所での支援活動、通常時には外国人への防災啓蒙活動を行うこととし、公権力の行使をしない範囲での活動にとどまるよう制限を加えております。 今後も今までの経験を受け継ぎ、継続性を保つためにも、市国際交流協会や立命館大学の協力のもと、新入団員の確保に努めたいとのことでございました。年々増加する本市の外国人住民に対する防災啓発を初め、多文化共生や外国人住民との協働に対する手がかりとして、大変参考になりました。 次に、京都府京丹後市の
公共交通対策について報告申し上げます。 京丹後市の主な交通軸は、第3セクターである京都丹後鉄道と、鉄道駅などを起点とする路線バスにより形成されております。高齢化と人口減少が進み、
公共交通の利用者数が減少の一途をたどる中、このままでは路線バスが廃止されてしまうとの危機感から、抜本的な打開策として、200円レールと200円バス事業が考え出されました。 200円バス事業は、平成18年から実証実験が実施され、平成23年度から本格運行を開始、また、平成29年度からは隣接する1市2町エリアにも拡大されました。市内の高校生の通学や高齢者の通院などの利用者をターゲットに路線や時刻表の見直しを行い、昨年度は約46万2,000人が利用し、事業開始から約28万人の利用者増加、また運賃収入も3割増加となったほか、市からバス事業者への補助金は年間1,800万円減少いたしました。また、利用者の増加に伴い、バス停の新設や路線拡充も行いましたが、近年は運転手不足の問題や、それに付随した路線網維持に向けた対応が課題になっているとのことでございました。 この200円バス事業をきっかけに、京都府北部2市2町在住の65歳以上の方を対象とした京都丹後鉄道の200円レール事業を初め、平成28年からは地元NPО法人が運行事業者となり、ウーバー・ジャパン提供のシステムを活用した、道路運送法に基づく
公共交通空白地有償運送では全国初となる「ささえ合い交通」が運行開始されるなど、さまざまな交通施策を展開しており、市民にとって
公共交通が身近なものになったほか、他地域との交流の増加に伴う経済活性化や、徒歩で外出する機会がふえたことによる健康増進効果が生まれているとのことでございました。本市における
公共交通のあり方や新たな交通施策の展開に対する手がかりとして、大変参考になりました。 これらのほか、京都府綾部市では、人口減少対策・移住定住促進について視察をし、福知山市では、雲原砂防施設群について現地視察をしてまいりました。 以上、大まかに行政視察の報告を申し上げましたが、詳細な資料につきましては、事務局に保管してございますので、御一読いただきますようお願い申し上げ、総務企画常任委員会の行政視察報告を終わります。
○議長(石地宜一君) 総務企画常任委員会の行政視察報告は終わりました。 次に、文教福祉常任委員会委員長、吉本史宏君。 〔文教福祉常任委員会委員長(吉本史宏君)登壇〕
◆文教福祉常任委員会委員長(吉本史宏君) 文教福祉常任委員会の行政視察報告を申し上げます。 当委員会は、去る7月23日から25日までの3日間、神奈川県鎌倉市、大和市、東京都荒川区、千葉県市川市を視察研修してまいりました。 まず初めに、鎌倉市のかまくらヘルシーポイントについて報告いたします。 鎌倉市では、平成30年度より株式会社タニタヘルスリンクと連携して、かまくらヘルシーポイントを開始しました。かまくらヘルシーポイントは、二十以上の市民を対象としており、活動量計やスマートフォンアプリを活用してウオーキングや健康イベントに参加してポイントをためると、ポイントに応じて抽せんで景品と交換することができるプログラムです。 景品にはふるさと納税で人気がある商品をラインナップし、魅力ある景品をきっかけにして、運動不足を感じている方の掘り起こしや、働き盛り世代の生活習慣病予防につなげていくことを目的としています。 申し込みはウエブでも可能で、事業所単位で参加することもできます。スマートフォンがあれば参加できることもあり、会員構成は30から50代が中心となっています。 参加者に継続してもらうための仕組みづくりや、参加企業の確保などの課題も見受けられました。 本市においても、はくさんタニタ健康倶楽部においてポイント制度をスタートさせたところでもあり、鎌倉市の取り組みは大変参考になりました。 次に、大和市の「健康都市やまと」宣言に関する取り組みについて報告いたします。 大和市は、WHO(世界保健機関)が提唱する、健康を人と人を取り巻く環境の両面から捉えて改善していくという健康都市の考え方をもとにして、平成21年に「健康都市やまと」を宣言しました。
総合計画にも「健康都市やまと」を将来都市像とする施策を盛り込み、「人」「まち」「社会」の3つの領域において8つの基本目標を設定することで、全庁的な取り組みを行っています。 健康都市を実現するため、市民の活動場所を創出するための施設整備にも力を入れており、平成28年11月にオープンした図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場などの複合施設、大和市文化創造拠点シリウスは、オープンから2年連続で年間来館者数300万人を達成しています。 そのほか、1カ月間に歩いた平均歩数を競う「やまとウオーキンピック」の開催、妊娠・出産・子育て期にわたる切れ目のない支援事業、保健師や管理栄養士による訪問活動等を行うなど幅広い施策を展開し、
国民健康保険1人当たりの医療費は神奈川県内19市中最少となっています。 また、誰もが100歳まで元気で、社会から必要とされる生涯現役であるとの認識を広めていくため、平成30年には「70歳代を高齢者と言わない都市 やまと」を宣言しました。 おひとり様などの終活支援事業、御遺族支援コーナー、はいかい高齢者個人賠償責任保険事業、高齢者見守りシステムの提供など、主に年配の方を支援する施策にも積極的に取り組み、高齢の方が安心して暮らせる
まちづくりを進めています。保健・医療・福祉などの幅広い分野で疑問に思うことや、その相談窓口を紹介したひとり暮らし高齢者向けの生活お役立ちガイドも好評となっているとのことでした。 本市も、第2次白山市
総合計画に掲げた将来都市像「健康で笑顔あふれる元気都市 白山」の実現に向けて、本年3月に健康都市宣言を行い、人・自然・産業が元気な
まちづくりに取り組んでいるところで、大和市が進めているさまざまな事業は本市の今後の取り組みに大変参考になるものでした。 これらのほか、東京都荒川区では、図書館、文化施設、子供施設が一体となった「ゆいの森あらかわ」について、千葉県市川市では、コミュニティ・スクールについて視察してまいりました。 以上、大まかに行政視察の報告を申し上げましたが、詳細な資料については事務局に保管してありますので、御一読いただきますようお願いを申し上げ、文教福祉常任委員会の行政視察報告を終わります。
○議長(石地宜一君) 文教福祉常任委員会の行政視察報告は終わりました。 次に、産業建設常任委員会委員長、山口俊哉君。 〔産業建設常任委員会委員長(山口俊哉君)登壇〕
◆産業建設常任委員会委員長(山口俊哉君) 産業建設常任委員会の行政視察報告を申し上げます。 当委員会は、去る7月29日から31日までの3日間、高知県室戸市、徳島県神山町、大阪府高槻市及び道の駅うずしおを視察研修してまいりました。 まず初めに、高知県室戸市の室戸ユネスコ世界ジオパークの取り組みについて報告します。 室戸市は、美しい自然とそれを守りながら生かす活動が高く評価され、平成23年9月、世界ジオパークに認定されました。 拠点施設である室戸世界ジオパークセンターでは、プレート運動に伴う大地の変動や、室戸の地理的条件によって生み出された人々の生活について紹介しており、3面映像や地形が立体に見えるように工夫された展示は、訪れる人の興味を引きつけるものでした。また、カフェやショップ、観光案内なども行うインフォメーションが併設され、多くの観光客が立ち寄られていました。 市民参画の仕組みとして、室戸ジオパークプロモーションチーム内に「まもる・まなぶ・もてなす・かせぐ・ひろめる」の5つのチームがあり、市民が自由に参画できるそうです。それぞれのチームでは、課題や改善方法を話し合い、実践し、全体会の場で発表を行っており、市民による主体的な活動がされています。 市民の中には当初、活動に反対していた人もいたそうですが、世界ジオパークに認定されたことで活動を理解し協力してくれるようになり、大変盛り上がりを見せたそうです。しかし、認定されて何年もたつと活動する人が固定されてきており、常に裾野を広げていくような活動をしていく必要があるとのことでした。 このような室戸市の先進的な取り組みは、本市におけるジオパーク事業の推進に大変参考になりました。 次に、大阪府高槻市の安満遺跡公園整備事業について報告します。 高槻市は、京都大学附属農場の移転に伴い、その跡地を含めた一帯を安満遺跡公園として整備し、弥生時代の遺跡を保存・活用するとともに、防災機能を備えた緑豊かな公園を目指して整備を行っており、ことしの3月に一次開園しました。 防災事業エリアには、公園の管理運営や市民の活動・交流拠点であるパークセンターと全天候型の子供の遊び施設を整備したほか、エントランス広場には発災時に安全に避難できる機能を確保しております。 国史跡指定地である史跡事業エリアは、貴重な遺跡を守りながら、高いところに住居を、低湿地に水田を配置して営まれていた弥生時代の村の暮らしを感じられる公園に整備される予定です。 高槻市は、公園のコンセプトを「市民とともに育てつづける公園」として、公園でのプログラムやイベントを企画し、活動できるメンバーを広く市民から募集しました。メンバーは公園の基礎的知識や安満遺跡などについて学んだ上で、それぞれがやりたいテーマに分かれて自主的に会議を重ね、プログラムを企画し、開園前から試行的に実施したとのことで、一次開園時には本格的な活動をスタートすることができたそうです。このような活動から、現在は市民活動組織「安満人倶楽部」が発足し、開園前からの活動経験をもとに本格的なプログラムやイベントを展開するとともに、新たな活動にもチャレンジしているとのことでした。 このような高槻市の市民参画による公園運営の手法は、今後の本市の公園整備と管理に関して大いに参考になりました。 これらのほか、徳島県神山町では、神山の
まちづくりや創造的過疎について、農業の担い手を育てるフード・ハブ・プロジェクトについて、道の駅うずしおでは、道の駅の運営について視察してきました。 以上、大まかに行政視察の報告を申し上げましたが、詳細な資料については事務局に保管してありますので、御一読いただきますようお願い申し上げ、産業建設常任委員会の行政視察報告を終わります。
○議長(石地宜一君) 産業建設常任委員会の行政視察報告は終わりました。 次に、広報広聴委員会委員長、村本一則君。 〔広報広聴委員会委員長(村本一則君)登壇〕
◆広報広聴委員会委員長(村本一則君) 広報広聴委員会の行政視察報告を申し上げます。 当委員会は、去る7月12日に、議会だよりについて埼玉県深谷市と寄居町を、また、8月2日に、ユーチューブに関して加賀市を視察研修してまいりました。 まず初めに、埼玉県深谷市の議会だよりの編集について報告申し上げます。 深谷市は、渋沢栄一の出身地ということで、駅が東京駅に似たれんがづくりで、重厚な建物である駅をおりたときに感心をしたところでもあります。 議会だよりは、基本姿勢として一人でも多くの方に手にとって読んでもらえるように、レイアウトの構成や効果的な写真の使い方を工夫し、見せる議会だよりを目指しておりました。特に表紙の写真は、深谷市の魅力をアピールするために、毎回、深谷市観光協会写真コンクールの入賞作品から選んでおり、色鮮やかでとても印象づけるものとなっておりました。また、読みやすくするために写真を多く取り入れることを心がけており、一般質問のページでは、質問者1人につき必ずイラストか写真を取り入れておりました。 最終ページには「学校応援団の取り組み」として、保護者や
地域住民がボランティアとして行える学習活動や
環境整備などの活動を毎回掲載しており、読者をふやそうとした記事のシリーズ化は、本市においても大変参考になりました。 次に、埼玉県寄居町の議会だよりの編集について報告申し上げます。 寄居町の議会だよりは、4年前から議会だよりで日本一になることを決め、議会全体で日本一クオリティーの高い議会だよりを目指しておりました。全国町村議会議長会広報コンクールにおいて、平成29年度と30年度に2年連続で最優秀賞を受賞され、今年度は3連覇を目標に取り組んでおります。「読まれない議会だよりに発刊をする意味がなし」を編集方針としておりました。 特徴的なものとしては、多くの町民を登場させ、町民の写真を大きく掲載しているほか、予算審議時には、各議員が独自に注目事業を掲げるのではなく、直接町民の声を聞き、それを踏まえて質問し、町民の意見も並列した上で掲載されております。この町民への取材や写真は、委員だけではなく各議員が歩き回っているとのことであり、議会だよりに対する議員全体の意識の高さや熱意が感じられました。 また、4年間の編集サイクルを意識して作成しており、各号ごとにぶつ切りにしないという手法は新鮮に感じたほか、議会だよりを議会改革のツールの一つとしているといった点も非常に参考になりました。 当市においては、読みやすく、読んでもらえる紙面づくりや、編集記事の内容をどうしていくのかなどが課題となっておりますが、視察した深谷市と寄居町の議会だよりに対する考え方や編集方法などは大変参考になり、一人でも多くの方に手にとって読んでいただけるよう、今後も取り組んでいきたいと考えております。 議会だよりの件については以上ですが、このほか、加賀市では、常任委員会や本会議中継をユーチューブで配信しており、その取り組み内容を視察してまいりました。今後も白山市に導入について検討をしてまいりたいというふうに考えております。 以上、大まかに行政視察の報告を申し上げましたが、詳細な資料については事務局に保管してありますので、御一読いただきますようお願い申し上げ、広報広聴委員会の行政視察報告を終わります。
○議長(石地宜一君) 広報広聴委員会の行政視察報告は終わりました。
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○議長(石地宜一君) 本日の議事は、これをもって終了いたします。 次に、休会の件についてお諮りいたします。 議事の都合により、明日4日から11日までの8日間は本会議を休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石地宜一君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり休会とすることに決しました。 次の本会議は、12日午前10時から開きます。 本日はこれにて散会いたします。 午前11時4分散会
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令和元年白山市議会9月会議予定表(審議期間28日間)日次月日曜区分開議時刻議事第1日9月3日火 午前9時議会運営委員会本会議午前10時 諸般の報告
会議録署名議員の指名
議案上程
説明
行政視察報告 本会議終了後全員協議会、決算説明会第2日9月4日水休会午前9時決算説明会決算説明会終了後議会運営委員会第3日9月5日木休会 (一般質問締め切り正午まで)午後1時30分広報広聴委員会第4日9月6日金休会 第5日9月7日土休会 第6日9月8日日休会 第7日9月9日月休会 第8日9月10日火休会午前10時広報広聴委員会第9日9月11日水休会 第10日9月12日木 午前9時議会運営委員会本会議午前10時質疑
一般質問第11日9月13日金本会議午前10時一般質問
委員会付託 本会議終了後議員協議会 議員協議会終了後決算常任委員会第12日9月14日土休会 第13日9月15日日休会 第14日9月16日祝・月休会 第15日9月17日火休会 (一般質問予備日)第16日9月18日水休会午前9時総務企画・文教福祉・産業建設常任委員会/決算分科会第17日9月19日木休会 (常任委員会/決算分科会予備日)第18日9月20日金休会午前10時予算常任委員会午後1時30分議会の在り方検討特別委員会第19日9月21日土休会 第20日9月22日日休会 第21日9月23日祝・月休会 第22日9月24日火休会 (予算常任委員会予備日)午後1時決算常任委員会理事会第23日9月25日水休会午前10時決算常任委員会第24日9月26日木休会午前10時公共施設等に関する特別委員会第25日9月27日金休会 (委員会予備日)第26日9月28日土休会 第27日9月29日日休会 第28日9月30日月 午前11時議会運営委員会 午後1時全員協議会本会議午後3時 諸般の報告
委員長報告、質疑、討論、表決平成31年白山市議会定例会 会期 3月1日(金)~令和2年2月28日(金)365日間
--------------------------------------- 令和元年白山市議会9月会議提出事件一覧表事件の番号 件名議案第58号 平成30年度白山市
一般会計歳入歳出決算の認定について議案第59号 平成30年度白山市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について議案第60号 平成30年度白山市後期高齢者医療
特別会計歳入歳出決算の認定について議案第61号 平成30年度白山市介護保険
特別会計歳入歳出決算の認定について議案第62号 平成30年度白山市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について議案第63号 平成30年度白山市墓地公苑
特別会計歳入歳出決算の認定について議案第64号 平成30年度白山市温泉事業
特別会計歳入歳出決算の認定について議案第65号 平成30年度白山市
工業団地造成事業
特別会計歳入歳出決算の認定について議案第66号 平成30年度白山市湊財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について議案第67号 平成30年度白山市
水道事業会計決算の認定について議案第68号 平成30年度白山市工業用
水道事業会計決算の認定について議案第69号 平成30年度白山市下
水道事業会計決算の認定について議案第70号
令和元年度白山市
一般会計補正予算(第2号)議案第71号
令和元年度白山市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)議案第72号
令和元年度白山市介護保険
特別会計補正予算(第1号)議案第73号
令和元年度白山市下
水道事業会計補正予算(第1号)議案第74号 白山市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例について議案第75号 地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について議案第76号 白山市印鑑条例の一部を改正する条例について議案第77号 白山市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例について議案第78号 白山市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について議案第79号 白山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について議案第80号 白山市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担に関する条例の一部を改正する条例について議案第81号 白山市水道事業給水条例の一部を改正する条例について議案第82号 白山市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について議案第83号 白山市白山ろく地域情報通信基盤設備更新工事請負契約について議案第84号 財産の処分について議案第85号 平成30年度白山市
水道事業会計未処分利益剰余金の処分について報告第15号 平成30年度決算に基づく健全化判断比率及び公営企業決算に基づく資金不足比率の報告について報告第16号 一般財団法人白山市地域振興公社の経営状況の報告について...